2024/11/14
ハロウィンの思い出
こんにちは。 ちいさなおうちえんアクアタウンの鈴井です。 気温も低くなり、 葉っぱも色
乳幼児期は人生にとっての通過点ではなく、“人としての原点”となる時期であり、空気や栄養と同じくらい、あたたかなまなざしやぬくもりが必要です。それにより、子どもたちは自分自身が「かけがえのない大切な存在として受け入れられている」ことを感じ、自分の存在を肯定し、生きる喜びを感じ、この世界への信頼感を獲得していきます。守られている安心感があることで、子どもたちは自由に行動し、日々の様々な出会いや出来事を楽しみ、自分で考え、挑戦する勇気が持てるようになります。こうしたひとつひとつの経験の積み重ねが、彼らの「生きる力」につながっていく。
私たちは、このかけがえのない「はじまりの時」をともに過ごす喜びと責任を心に留めながら、彼らに寄り添い、一緒に成長していきたいと考えています。
あそびは子どもたちにとって「最大の教師」。
子どもたちはあそびを通して、自分の「好み」や「楽しい」
「おもしろい」という感覚を身につけ、自分の世界を作り
上げていきます。楽しさに目覚めた子どもは
「どうしたら、もっと楽しくなるか?」
と工夫することで、創造力や発想力が
磨かれ、とことんあそび込むことで
集中力も養われます。
昔から「寝る子は育つ」と言われているように、
成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。
また、見るもの、聞くもの、初めてのものばかりの
赤ちゃんは眠っている間に、
見聞きした情報を整理し、
必要な記憶をファイリングするとも。
お昼寝は身体を休めるだけでなく、
頭の中の整理にも役立ちます。
食はいのちの源。
「食べることは楽しい」という感覚は
「生きる歓び」につながります。
「どれだけ食べたか」
「好き嫌いなく食べたか」
という視点で接していると、
食べる楽しさは半減してしまいます。
食べムラや好き嫌いにも
「その子なりの理由があるはず」
という思いでゆったりと寄り添い、
「食べることが楽しみになる」ような
保育を心がけます。
子どもたちが自由にのびのびと
過ごすためには、自分自身が
「大切な存在として受け入れられ
ている」という実感が必要です。
楽しい気持ちやうれしい気持ち
だけでなく、悲しみや不安、怒りの気持ち
にも寄り添い、子どもたちの言葉はもちろん、
言葉にならないメッセージにも共感しながら、
安心して過ごすことができる環境を整えます。
毎日のあそびやお散歩、年間
行事や園での取り組みを通して、
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚
などの五感をはじめとする
様々な感覚を育んでいきます。
五感の発達は
「この瞬間を味わい尽くす」という
人生の豊かさにつながり、
「嫌な感じがする」「肌が合わない」など、
将来、自分の身を守るために
必要な知的情報を超えた身体感覚も磨きます。